皆さま、こんにちわ。
京都の夏の風物詩「五山の送り火」も無事済みました。送り火を見送ると、何だかひと仕事終えたような気分になります。そして、ちょっぴり秋の気配を感じる頃でもあります。
浴衣の季節もあと少し。「てくてく京都」の個性豊かな浴衣で、思う存分夏をお楽しみくださいませ(#^^#)
日中はまだ暑いけれど、夕方になると涼やかな風が吹いてきます。今夜は、当地らしい晩ごはんはいかがですか?京都のごはんを代表する”おばんざい”をメインにするお店「中島屋」をご案内しましょう。
旬の野菜を上手に炊いた
おばんざい。
優しくて、うちの味みたい
「てくてく京都・烏丸店」がある仏光寺通は、地元の私たちが昼夜に通う店が点在しています。「中島屋」さんもそのひとつ。てくてく京都から歩いて5分ぐらいの所で、お店は仏光寺通りを東へ進み、富小路を西に入った所にあります。このあたりはお住まいも多いので、店構えは控えめです。そこがまたいいんですけど、見落とさないようにお気をつけくださいね(#^^#)
こんな表札が掲げられています。
暖簾をくぐり、木の扉を引くと「こんばんわ~」と、お店の方が優しく迎えてくれます。この第一印象が、ほっこりするんです。店内も黒光りする木の床や柱が、京都の町家を彷彿させます。
お席は一階にカウンターと掘りごたつのテーブル席があります。二階にはお座敷もありますよ。
カウンターには、地元の常連さんがひとりでご飯を食べにいらっしゃることも。もちろん、初めてでも、おひとりでも大丈夫。料理人さんたちにおすすめを聞いたり、調理されている様子が見えたりと、ちょっとお得な席かも知れません。
お品書きは手描きです。そして、おすすめは”おばんざい”。
今夜は「九条葱入りおから」「万願寺とおじゃこ炒め」「にしんと茄子のたいたん」など。旬の野菜を使った献立です。契約農家から仕入れた新鮮な野菜を使って調理しているそうですよ(^▽^)/
カウンターにもいくつか並べられています。
「お好きなものを、少しずつの盛り合わせもできますよ」と嬉しい提案も。女子はちょっとずつ、いろいろ食べてみたいですもんね。そこでお店で人気が高い「ポテトサラダ」と「にしんと茄子たいたん」をチョイスです(*^^)v
このように、ちょこっと盛りで(^▽^)/
『手がかかってますね…』と実感するお味。何だかしみじみと、懐かしくなる味わいです。これぞ、おうちごはん。用意されている献立は、魚や揚げ物、ごはんものとたくさんあります。
お酒もいただきながら、京都の思い出とともに、ゆっくりとくつろぐのも良さそう。こちらは、自家製ジンジャーを使ったジンジャーサワーです。
お連れさまと、おひとりでも気安く京都の味を楽しめる、晩ごはんの店「中島屋」。予約もOKです(*^^)v
中島屋
京都市下京区仏光寺通り富小路西入ル仏光寺東町115
075-365-2262
17時~25時 不定休