こんにちは てくてく京都 スタッフブログです。今日はアンティーク着物に身を包んだモデルの「さくらちゃん」と一緒に「桜」を追いかけて歩いた南禅寺から哲学の道へ抜ける観光コースをご紹介します♪
南禅寺
南禅寺とは、700年の歴史がある、臨済宗南禅寺派の大本山で、禅宗の中では最も格式が高いと言われるお寺です。本堂の前にそびえる迫力のある「三門」。上層の楼は「五鳳楼」と呼ばれ、有料ですが、上ることができます。あの石川五右衛門が「
「三門」をくぐり、「法堂」に向かって、てくてく歩きます。
この日、法堂内にお坊さんが集まっておられ、荘厳なお経が響き渡っておりました。運がよければ、美しい袈裟に身を包んだお坊さんたちが境内を歩かれるのを見ることができますよ。京都を代表する観光地である「南禅寺」がお坊さんたちの修行の場であることを感じられる瞬間になるはずです。
さくらちゃんも興味深々。声をそろえたお坊さんたちのお経は、なぜか体に響いて心地いいんです。体で感じる「京都らしさ」ですね!
インスタ用に写真を撮るモデルのさくらちゃん。ヘア―スタイルもばっちりです!でも、意外にもさくらちゃん、髪の毛は肩くらいまでしかないそうです。てくてく京都のスタイリストさんがパパっとアップにしてくれて、飾りも選んでくれた!と大喜びでした♪
水路閣
続いてやってきたのが、2時間サスペンスの聖地(笑)「水路閣」です。「水路閣」とは、川から水を引くか、地下水しか水源がなかった京都で、豊富な水を滋賀県の琵琶湖に求めて、明治14年、当時、若干21歳の建築士「田邊朔朗」によって作られた水路です。東にそびえる山にトンネルを掘り、水を引くだけでも大変な工事ですが、「建物は美しくなくてはいけない」という田邊の理念で、今のような姿になり、80年近くたった今も注目を集める場所となっています。
苔むしたレンガ造りの水路閣にアンティーク着物が色っぽいですね♪少しくすんだブルーとグレーに朱の帯が活き、ブルー系の着物も帯の色によって明るい印象になるんだな、とファインダー越しにてくてく京都スタッフもうっとり(女子ですが・笑)
艶っぽい大人の女性の雰囲気をちょうだい!と無理なお願いをしても、この通り! さくらちゃん、色気たっぷりです♪
着物のポージングは難しいのですが、てくてく京都スタッフは、体も顔も正面を向いた証明写真のようにならないように、ということだけ気を付けてます。
水路閣を反対側から見たところ。こちらの写真もいいでしょ?!
もちろん、お決まりの場所でもパチリ!こちら、写真撮影の大人気スポットです!撮影待ちの人でとても混み合っていましたよ。
水路に添って少し散策。緑に朱色の帯が映えます。着物の写真は一枚一枚が素敵なポートレート写真になります。
蹴上インクライン
「インクライン」とは、簡単にいうと昔使われていた線路で、今は歩くことができます。琵琶湖の疏水は、水を引くだけでなく、船の運航もしていたのですが、高低差がある地形では船が運行できないので、台車に船を載せて上下させる「インクライン」という方式で運行していました。その名残が見れるのが蹴上インクラインです。
下に下りてみた!こちらはものすごいたくさんの人、人、人です。ウェディング写真を撮ってるカップルもたくさん!
本来は、ここでランチを挟んだのですが、今日は満開の桜特集ということで、ランチについてはまた後日のご報告♪このまま哲学の道に参ります!
哲学の道
京都大学の哲学者や学生さんが議論を交わして歩いた、ということで「哲学の道」と名付けられた疏水。小川ではなく、水が南から北へ流れていますので、てくてく京都スタッフ、一瞬頭がこんがらがりました(笑)
てくてく京都のアンティーク着物は「青」「白」「赤」といった、そのものの色でなく、そこに何か一色足したような、独特の風合いがある色味というのが特徴です。そして、この点がほかの観光客の方の目に留まるのでしょう。この日もモデルのさくらちゃんはフォトグラファーたちに声をかけられましたよ!
右側の男性、バリから来られたインスタグラマーです。フォロワーの数はなんと3000人以上!左のおじ様からは「写真展に出していいですか?」と尋ねられ、快くオッケー♪ 写真家の方たちの目に留まるほどのレトロな雰囲気の着物。アンティーク着物の底力を感じました。「風合い」とは分かる人には分かる大きな違いです。
「インスタにアップしてもいですか?」
「も~ち~ろ~ん!」
こういう体験って一生心に残りますよね!
↓ こっそりファインダーを向ける方がこちらにも!なんだか洋服姿のスタッフがそばにいると申し訳ないくらい注目を浴びるさくらちゃんでしたよ♪
白い桜も爽やかでキレイですね♪
桜以外の野の花もキレイ。満開が終わると、こちらの疏水が桜吹雪でピンク色に染まります。哲学の道では散り際も見ごろですよ。
疏水にかかる橋に椅子が置いてありました。正面を向いた写真だけでなく、こんなショットも絵になりますね
いかがでしたか?南禅寺から哲学の道を歩く桜特集。後日グルメ編をお届けしますね。ピンクに染まる疏水はこれからが見ごろです!てくてく京都で着物に着替えて、ぜひ行ってみてくださいね!