こんにちは!てくてく京都 スタッフブログです♪前回の「南禅寺から哲学の道①「満開の桜を追いかけて」の巻に続き、今回は旅のグルメ編をお届けします!
南禅寺門前といえば、「湯豆腐」が名物なんですよ。奈良時代に中国から伝わった「豆腐」が南禅寺の僧侶たちによって湯豆腐として食べられるようになったと言われています。肉類が禁じられた僧侶にとっては豆腐は大切なタンパク源だったのです。そんなわけで、南禅寺門前には、「総本家ゆどうふ奥丹」「順正」といった湯豆腐専門店が軒を連ねます。
八千代
今回は、その中のひとつ、「八千代」さんで湯豆腐懐石をいただくことに♪こちら、料理旅館でもあり、宿泊することもできます。もちろん、今回のようにランチだけでも利用可能です。八千代では「料亭」ではなく「料庭」と書くそうで、お座敷席からは東山を借景にした日本庭園からそよ風が吹き込み、気持ちのいいこと!
「八千代」は豊臣秀吉からご用命を受けたこともあるほどの名店なのです。きっと、いままで、南禅寺の僧侶はもとより、数えきれないほどの参拝客をおもてなしされてきたことでしょう。桜、新緑、紅葉、静寂の冬、四季折々風情がある青龍庭園で、少し足を崩して座り、外を眺めて風に当たれば・・・ランチタイムがより優雅な時間になりました♪
今日は湯豆腐懐石の豪華ランチです!さくらちゃんのこの笑顔!大喜びです♪
ひとつひとつ、丁寧に作られていて美味しい☆プルプル、ふわふわ、いろんな食感が楽しめるのが、京懐石の醍醐味です♪
昆布出汁がグツグツと音を立てたら、湯豆腐の出来上がり。キメが細かくて柔らかいお豆腐に、八千代特製のタレと薬味を添えていただきます。
気品のある、やわらかなお豆腐。南禅寺を歩き、これから哲学の道を北上する旅の途中であることをすっかり忘れてしまうほどのランチタイムになりました♪
「八千代」を出たら、哲学の道を目指す途中で撮影タイム。今日のさくらちゃんの帯ですが、柄が個性的ですよ。朱色ベースに黄色やクリーム色で幾何学的に散りばめられた絵柄で、アンティーク着物が都会的にも斬新にも見えてきます。
「てくてく京都」では、好きなアンティーク着物を選んだあとに帯を合わせます。帯の色によって、先に選んだ着物の印象もガラリと変わるので、「大人っぽくしたい」「かわいくしたい」「モダンにしたい」など、できあがりのイメージをスタッフに伝えてもらうと、良いアドバイスがもらえると思いますよ♪気軽にスタッフに声をかけてくださいね!
きんとぎん
今日のスイーツは銀閣寺門前街の「きんとぎん」です。 京都では、古くから調度品に金銀箔があしらわれたこともあり、昔は専門店も多かったのだとか。そんな金銀箔も、今では非日常的な物となり、私たちも普段はあまりご縁がありませんよね。もっと多くの人に、手軽に金と銀を手に取ってもらいたい、そんな思いがつまったカフェです。
金箔・銀箔をそのまま一枚のせた豪華絢爛なソフトクリーム!自分の番が来たら、目の前で、薄い箔をソフトクリームにのせてもらいます。キラキラ光りすぎてピントが合わないくらい(笑)
出来上がったあとは、黒塗りのプレートをバックに写真を撮影するスペースも用意されています!
金と銀がまるでラップのようにすっぽりとソフトクリームを覆います!小さな坪庭に椅子があり、4名くらいは座ることができますよ。
どうです?!金と銀、味があるわけではないのですが、キラキラ感が強烈に印象に残るソフトクリーム。少し大き目のコーンの中には、あずき、白玉も入っていて、和パフェのようでした♪クリームもあっさり味ながら濃厚で美味。さくらちゃんもペロリと完食です♪
こちら、金箔が入った美容液です。ものすごい光ってますよね!!少し手にのせると、キラキラに♪ ここへ来ると今まで無縁だった金が一気に身近なものになりそうですね。
珈琲店再願
少し歩き疲れたのと、ソフトクリームの後にドリンクが欲しくなったので、少し哲学の道を南に戻り、レトロな雰囲気のカフェ「再願」に入りました。
ここから見る桜もキレイ・・・逆光でうまく撮影できなかったのですがこの窓から見る景色は桜一色でございました♪ 店内も、古き良き時代の喫茶店の雰囲気が現代の旅行客とマッチし、とっても居心地のいい空間です。
アイスコーヒーをオーダーし・・・
あ~冷たくて美味しい!
この日の京都は夏日。着物姿のさくらちゃん、疲れたかな?冷たいコーヒーにこの表情!お疲れ様でした~♪