京都御苑のそばに行列が絶えないカフェがあると聞いてやってきました。寺町丸太町を下がるロケーションは、決して便利とは言えないのですが、それでもわざわざ訪れたくなるカフェ「アサンブラージュ カキモト」。
オーナーは、「パティシエ」「ショコラティエ」「キュイジニエ」3つの分野の実力派シェフ、垣本晃宏氏。製菓のワールドカップやチョコレートの世界選手権に出場し、輝かしい成績を収められ、日本のスイーツ界では有名な方です。
町屋をリノベーションした店内は和モダンで落ち着きます。カウンター席が並ぶ静かな空間は大人の雰囲気。高まる気持ちを抑えて静かに過ごしたくなります♪
こんなに空席が多いのは開店と同時(12時)に到着したから♪ 落ち着いたムードが好きな方は、お早めがおすすめ。事前予約はできません。ご注意くださいね。
「アサンブラージュカキモト」の人気ぶりは、すでにSNSでも盛り上がってます。
上のインスタにあるとおり、目の前で仕上げのブランデーをひと回しすれば、青い光に包まれたチョコが溶け出します。
この日は、インスタと同じものをオーダー♪
完成後は、ブランデー風味のチョコレートになり、大人の香りに包まれます。アイスは2層になっており、上段は大葉入り、下段はピスタッチオ入り。風味と食感に変化があり、アイスとチョコの組み合わせの中に、いろんな発見をしながら食べ進められます。
ドリンクは、ノンアルコール白ワインを合わせました。スイーツの甘みをワインの酸味がほどよく中和してくれるので、相性抜群なんですよ~。
ほかにもオシャレなメニューがたくさん!
目で楽しみ、香りを感じ、舌で味わい、驚きと感動の余韻にひたるひととき。手入れされた坪庭を眺めながら、スイーツに果てしない可能性を感じました。京都で過ごす優雅なひとときは、着物で訪れたらもっと印象深い思い出に残りそうですね!
店内では、ショーケースの中にケーキとショコラがあり、お持ち帰りできます。特に、ショコラ。山椒、みょうが、シトラス、日本酒、セロリ、ローズマリー、大葉など、常識にとらわれないショコラの冒険メニューが目を引きます。ほかで食べたことがない風味が印象に残り、「きっとまたここに来る!」と思わせるのでしょうね。
アクセスは、地下鉄四条から丸太町下車、徒歩10分です。近くには、「京都御苑」や大きな蓮の葉が写真映えする「行願寺」が。ぜひこちらもお立ち寄りくださいね。