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話題のカフェに行ってみよう手仕事の良さを体感 河原町七条「Kaikado Cafe」

2018年11月6日    話題のカフェに行ってみよう 

「てくてく京都・四条烏丸店」から南に向かって約20分、河原町七条の交差点近くにある「Kaikado Cafe」。市電の車庫兼事務所をリノベーションしたとあって、レトロモダンな建物が目を引きます。レトロ好きな「てくてく京都」のお客様ならきっと気分も盛り上がることでしょう。

中に入ると、ディスプレイされた茶筒がずらり。それもそのはず、開化堂は明治8年に創業した、日本で一番古い歴史を持つ手作り茶筒の老舗なんです。機械化が進む中、手作りを貫き、130余もの工程を経てできあがるんだそうです。1階はカフェ、2階にはギャラリーが併設され、自由に手に取って見ることができます。


天井高があり、開放感あふれる店内では、女性客や外国人観光客がのんびりとしたひとときを過ごしていました。卓上のお砂糖入れも茶筒仕様になっていましたよ。

奥にはテラス席もあります。特に外国人に好評なんだそう。

カフェの一角では、実際に茶筒に触れることができます。写真右から銅・真鍮・ブリキの3種類。中に茶葉が入っているので香りを確かめてみると、半年前に入れたとは思えないほどしっかりと香りが楽しめます。これは茶筒の気密性が高いため。お店ではお茶だけでなくコーヒー豆を入れたり、ナッツ類を入れてお客様に提供したりと様々な使い方をしていました。

こちらにはコーヒーを入れているとのこと。アレンジされた匙もついています。
2階ギャラリーには、2段になっていたり、スタッキングできたり、四葉のクローバーなどの模様がついていたりと、多彩な茶筒がありました。

さて、開化堂の茶筒には大きな特徴があります。実は使い込むうちに色が変わっていくんです。塗装をしていないので、「手擦れ」によって色合いが変化するんだそう。写真手前3つはすべて真鍮でつくられたもの。艶も手触りも異なる、まったく違う風合いにびっくりさせられます。色の変化を楽しみながら使っていくと、とっても愛着が沸きそうですね。

そしてもう一つの特徴がこちら。蓋を茶筒の口(線のところ)に合わせると、すうっと自然に閉まっていくんです。これは手づくりだからこそなせる業なんだそうですよ。

そんなKaikado Cafeの看板メニューが、「Kaikado チーズケーキ」です。あの「御用邸チーズケーキ」で名高い、那須にある「チーズガーデン」のケーキ「しらさぎ」を、開化堂カフェ仕様にしたものなんです。下からグラハム風味のクッキー生地、数種類のチーズを使ったベイクド生地、サワークリームの3層になっていて、どことなく茶筒に似ていますよね。

「日本茶との相性がいい」とのことで、季節限定の釜炒り茶がセットになったBセット(1,400円)を注文。ほんのりと甘みが感じられるお茶にほっこり。サワークリームの爽やかな風味が口いっぱいに広がるあっさりとしたチーズケーキは、確かにお茶によく合いました。

スタッフによると「開化堂の茶筒をもっと気軽に多くの人に知ってもらうためにカフェを始めた」んだそう。2階ギャラリーでは茶筒に加え、お店で扱っている窯元のコーヒーカップや、開化堂オリジナルの茶筒モチーフのガラスコップも展示されていました。

「開化堂の6代目が京都の伝統工芸品後継者によるクリエイティブユニット『GO ON(ゴオン)』のメンバーの一人なんです。店ではほかのメンバーの伝統工芸品も使用しているんですよ。例えばチーズケーキのプレートは京指物『中川木工芸』、器は宇治の窯元『朝日焼』、カーテンは西陣織『細尾』なんです」とスタッフ。職人たちが紡ぎだすこだわりの品々を、見て触れて食べて、使い心地も試せる「Kaikado Cafe」。手仕事のすばらしさを随所に感じられる素敵なカフェでした。

 

Kaikado Cafe
京都市下京区河原町通七条上る住吉町352
075-353-5668
10時30分~19時 第一水曜、木曜休み(夏季・年末年始休業あり)
※予約不可。土日祝日は大変込み合います。ご了承ください。

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