皆さま、7月が始まりますね。
梅雨も中休みの暑さが続いています。
お元気でお過ごしでしょうか?
この暑さならではのお楽しみは、
冷た~いかき氷ですね!
毎年、楽しみにされている方も
多いのではないでしょうか。
「てくてく京都」スタッフがおすすめする、
京のかき氷特集、3店目は
京都らしさを堪能できる「祇園NITI」さんです。
どこをとっても京都らしい、
祇園・花見小路の路地にある
町屋カフェ
祇園を代表する繁華街、花見小路通り。
北は三条通りから、南は建仁寺前まで続き、
いつでも大勢の人で賑わっています。
東西の細い路地には、お茶屋さんが立ち並んでいて
いかにも京都らしい風情を感じることができます。
こんな街を、きものや浴衣で歩けば、
それだけで絵になりますね。
ご紹介するお店は、四条通りから花見小路通りを
南に下がり、祇園甲部歌舞練所近くの路地を
入った所にあります。
賑やかな大通りから、静かな路地を奥へと進み、
右手にあるのが「祇園NITI」です。
店に一歩足を踏み入れると、
壁面いっぱいに照らし出された琥珀色のライトが
印象的なカウンターが目を引きます。
夜はバーになるそうですよ。
奥には、自然光が差し込む坪庭が。
かき氷機や蚊やりなど、
夏らしいオブジェが飾られています。
やさしい口どけで暑さを癒す
淡雪awayuki/天然氷のかき氷
お店では、一年中かき氷が楽しめます。
その中でも、やっぱりこの時期は大人気!
お昼を過ぎると、行列も珍しくありません。
こちらの氷は、栃木県日光の氷職人、
四代目徳次郎さんが作る
「天然氷」を使ってるんです。
今日は「淡雪awayuki/天然氷のかき氷と季節の果実」
をいただきました。
席に運ばれてくるだけで、涼やかになります。
自然の寒さで凍らせているからでしょうか?
とってもやさしい口どけです。
それに、あのキーンとする冷たさがないんです。
氷の表面にはメロンが細かに散りばめられています。
食べ進んでいくと、シロップ漬けのメロンが
ごろっと出てきました。
こんなひと手間がかかっているのが、
いかにも京都のお店らしいところ。
ほっとする甘さです。
改めて店を見渡すと、
舞芸妓さんの名前が入った
京丸うちわが飾られていたり。
お店の人と話せば、京言葉が聞けたり。
日中の喧騒を忘れて、
ゆったりとした時間が過ごせます。
夏の京都も、きものや浴衣でどうぞ。
思い出をいっそう鮮やかに、美しく彩りを添えます。
祇園NITI
京都市東山区祇園町南側570-8
075-525-7128
カフェ:11時~18時、水曜休